高速データ通信が使い放題のWiMAX。持ち運ぶモバイルルーターとしての使い方が人気ですが、制限なしの使い方だいという特製上、固定回線としての使用を考える方も少なくありません。
WiMAXをADSLや光回線の代わりとして使用できれば、毎月の通信費をとても安く済ませることが可能になります。
ここでは、WiMAXを自宅やオフィスの固定回線として使用できる場合と、そうでない場合の使い方を書いてみたいと思います。
WiMAXを実際に固定回線として使ってみて
2016年に引っ越しをしたのですが、その際光回線やADSLの契約をせずに、持っていたWiMAX端末WX02を使用してみました。
引っ越し前は、SoftbankのホワイトBB(Yahoo BB!)を契約していたのですが、速度は6〜9Mbps程度であまり出ませんし、1年間のスマホ割引もなくなっていたので、転居手続きをせず、解約したのがきっかけです。
引っ越しをして、すぐにインターネット回線の手続きをしなくても、とりあえずその日からネット環境を使えるのはWiMAXの大きな強みですね。
WiMAXを固定回線代わりに使ってできたこと
私はこういったサイトの運営をしているため、外出先でも自宅でもインターネットを使用する割合は、高い方だと思います。
オンラインゲームなどはしませんが、仕事以外にもAmazon Musicで音楽をストリーミングで聞いたり、Amazon Videoで無料の映画を観たりしています。
WiMAXの料金プランは月の通信制限がない、ギガ放題プランを利用していますが、3日で3GBの速度制限は常にかかっている様な状態です。
そのため、3日で3GBの制限はいちいち確認することなく、使っています。
例えば、ある1日の使用例を挙げてみると…
- インターネットの閲覧
- このサイトの更新
- Youtubeで音楽鑑賞
- 隣の部屋で子供がAmazon Videoの鑑賞
さらにAmazon Videoは、iPadとApple TVをAir Prayで接続し、テレビの画面にストリーミングさせています。
これだけの使い方をしていても、超高速とはいきませんが、ストレスなくそれぞれ通信ができています。
同時に複数の接続を行うと動作が固まることも
上記に挙げた例は、複数の通信を行ってはいますが、それぞれ接続が同時ではありません。
ですが、例えばiPhoneで高画質の写真を”iMassageで送りつつ、アプリをダウンロードする”様な使い方をすると、普段の通信速度よりも時間がかかったりします。
おそらくですが、同時に別々の接続先に高い通信負荷がかかると、パフォーマンスを発揮できないのかな?という印象です。
オンラインゲームはやったことがありませんが、継続的に多くの通信量を使うなら、WiMAXでは時々通信が遅くなってしまい、プレイを継続できないのではないかと思います。
動画などは、少し固まっても待てばストリーミングが始まり、再び見ることができるので問題ありませんが、ゲームではそうも言ってられないでしょう。
オンラインゲームを自分や家族がよくプレイするなら、やはり光回線も別に引いておくことをお勧めします。
モバイルデータ通信でこれだけできれば十分
実際にWiMAX WX02を自宅の固定回線代わりとして使って見ると、時々通信が遅くなることがあり、再起動をしてみることもありますが、正直モバイル回線でここまでできれば十分だ。と感じています。
もともと、WX02はモバイル用にしか考えていなかったので、WX02のクレードルを利用して、Appleの無線LANステーションAir Macを使って各機器にWiFi接続をしています。
最初から自宅利用のみを考えている方は、URoad-Home2+の様なホームルータータイプを選んでも良いと思います。
URoad-Home2+は外からWiMAXを受信する電波も強いですし、中にWiFiの電波を送信する力も、他の機種に比べて強力なので、自宅で使用するにはおすすめです。
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私の様なモバイルルーターを自宅の固定回線にする使い方だと、WiMAXルーターの本体を自宅の中でも電波の良い場所に設置し、そこからLANケーブルを使って家の中心に無線LAN危機を置くか、2階建ての家の中でも隅々まで届く様な無線LAN危機を使用するのがおすすめです。